２００３年に戸倉町と上山田町が合併し、信州有数の温泉郷として注目を集める戸倉上山田温泉は、長野県千曲市上山田温泉にあります。１００年の歴史を持つ温泉は、もともとは善光寺詣りの精進落としの湯として賑わいました。源泉が多く、その泉質の良さから「美白の湯」の効果だけではなく、温泉療法医がすすめる名湯百選の温として知られ、長野県屈指の温泉と言えます。千曲川の流れに沿うように約５０軒のホテルや旅館が存在、総勢１５０名の夜の街を彩る芸妓衆もこの温泉の顔となっています。多くの飲食店が並び、射的なども楽しめる、湯治よりも遊興的雰囲気の強い、華やかな温泉街です。初夏には河川敷に「つけば小屋」が建ち、とれたてのハヤをその場で食べる「つけば料理」が有名。夏には花火大会や夏祭り、秋には果物狩り、冬には忘新年会など季節毎の楽しみがあります。辛味大根につけて食べる「おしぼりうどん」などの郷土料理も楽しみのひとつ。味覚を満たした後は、自慢の天然温泉をゆっくりと味わいませんか？