福島県耶麻郡・北塩原村にある大塩裏磐梯温泉は、その名にある通り塩分を多く含むお湯が特徴で、江戸時代にはこの温泉からとれる塩を会津藩が使っていたなど、とても長い歴史を持つ温泉地です。その会津山塩は今でもこの地の特産品として人気があり、他にも高原野菜や天然水など裏磐梯の気候ならではの名物がたくさんあるのでお土産にもおすすめです。旅館での食事では、ジュンサイなど地元でとれる旬の食材を使った季節感にあふれる料理が味わえます。周辺の観光スポットも充実していて、五色沼湖沼群では赤、青、緑など様々な色に美しく染まる湖沼の水面を楽しむことができます。また、裏磐梯高原には国の天然 記念物にも指定されている雄国沼湿原植物群落をはじめとして、四季折々の高山植物を観賞できます。米沢と若松を結ぶ会津街道に沿って点在する数々の史跡は、古くから続くこの地の歴史を感じさせます。